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今年7月30、31日に「沼津夏まつり・狩野川花火大会」が3年ぶりに開催され、2日間で約30万人が訪れた。この祭りは1948年に商店街の復興事業として始まった。沼津市と沼津商工会議所を中心とした沼津夏まつり実行委員会が主催し、事務局は市役所内にある。実行委の委託を受けて露店を管理するのが、県東部イベント商業協同組合だ。出店する露店をとりまとめたり、出店場所を割り振ったりしている。今年は187店舗が出店した。
県警は今月、暴力団組員であることを隠して綿菓子や金魚すくいなどの露店を出したとして、組員らを詐欺の疑いで逮捕した。実行委が衝撃を受けたのは、同組合理事長(67)が組員らと共謀し、実質的に組員が経営する露店を出店させた疑いで逮捕されたことだった。
捜査関係者によると、理事長と組員は長年の知り合いで、人通りの多い場所を融通するなど出店場所の便宜を図っていた疑いがあるという。露店の1日の売り上げは多いところで百万円以上になるといい、県警は売り上げが暴力団の資金源になっていたとみている。10年以上理事長を務め、県東部の複数の祭りに関与していることから、さらに事件は拡大する見込みだ。
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